PHP騒動、サイバー攻撃

 10月21日、WEBサイトなどで使用されるプログラミング言語「php」の脆弱性(ぜいじゃくせい)に関する情報が出ました。内閣総理大臣がSNS(X)で修正プログラムを早急に充てるように呼び掛けるなど、異例のできごとでした。

 当ホームページには今のところ影響もなく通常運営しています。

 余談にはなりますが、士業に限らず、自営業となりますと様々な営業電話がひっきりなしにかかってきます。そりゃあもう物凄いです。

 その中で一番多いのが「ホームページ作ります!集客アップ!」というものです。そういう会社に限って物凄い電話営業をしてくるので、果たして本当にそこに頼んでホームページで集客アップするの?と思ったものですけども、ホームページの作成、運営を外に発注している場合って、どの程度自分で確認したり、更新したりできるんでしょうね。そこが気になります。記事とかもアレンジされちゃったりするんでしょうかね?

 自分の場合、最初はジンドゥで無料で作成していましたが、その後現在のホームページになっています。すべて自作ですし、自分で管理しています。

 というのも、自分で管理できないのが怖いからです。(とはいえ、サーバー側の問題は契約しているサーバーさんがやってくれるわけですが)。

 さて今回のphp騒動とは何だったのでしょうか。おそらく自前でHPを持っている人なら結構ドキドキしていたのではないかと思います。ましてや、当事務所と違ってサーバーに様々な情報を入れているところなどは尚更だったのではないかと思います。

 先にも申し上げましたとおり、phpとは、WEBサイトなどで使用されるプログラミング言語です。会員登録、商品の購入、問い合わせフォーム、そしてこの記事のようにブログの投稿なども、裏でphpというプログラムが動いてくれています。ありがとうphp。

 そんな中でそのphpに脆弱性があるということが、セキュリティアップデートされる前になぜか公開されてしまいました。驚きです。脆弱性とは、弱点みたいなものです。

 これが公開されてしまうと、攻撃する側としては「なるほど、そういった弱点があるのか」と思うわけです。そうなると・・・

・ホームページを勝手に書き換える

・サーバー上にある情報を引っこ抜く

・ホームページそのものを停止させて混乱させる

・サーバーに不正なプログラムを流し続ける

といった、管理者からすると頭が痛いどころの話ではない可能性が出てきてしまうわけです。ホームページも様々ですから、規模が大きく、扱っている内容も個人情報等が多ければ多いほど対処は大変です。そうでなくても、勝手に書き換えられて、変なサイトに飛ばされるようにされるだけでも大変です。

 そして今回の最大の懸念は「リモートコード」が実行されちゃう可能性がある。というものでした。リモートコードの実行とは、ネットワークを経由して外部の攻撃者が遠隔から対象のシステムやサーバー上で任意のプログラムコードを不正に実行してしまう脆弱性、またはその攻撃手法のことです。こうなると、ホームページの管理権限が奪われてしまい・・・

・機密情報の窃取・改ざん・破壊

・ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)への感染

・バックドア(裏口)の設置

・他のシステムへの攻撃の踏み台化(DDoS攻撃やスパム配信など)

 が、自分のコントロール外で勝手に外からやられてしまうことになります。今回の騒動は、このリモートコード実行が最も危険だったので、サイトによっては緊急メンテナンスで閉鎖したり停止したりとなったわけでした。

 サイバー攻撃もAIを使って大規模かつ高速化しています。そして実際に成功しているわけで、ということはこの成功例からAIも様々に学習しているわけですし、仮に不成功でもその不成功の学習もしてくるわけですから、今後はどのようなサイバーリスクがあるのかというものを事業者、管理者も徹底して洗い出していく必要があります。場合によってはサーバー等の契約変更も必要になるかもしれません。自前のホームページ等を持つ場合、ある一定程度の知識は必要なわけですが、その必要な知識も今後はさらに高度になってくることでしょうし、1から10まで人力でやるわけにもいかなくなることは確かでしょう。

 弊所も、注意深く推移を見ながら必要な対処をしてまいります。

 

 

\ 最新情報をチェック /